インドネシアの新型コロナウイルス最新状況

7月15日現在、インドネシアの新型コロナウイルス感染者は合計80,094人となり、そのうち39,050人が回復し、3,797人が亡くなりました。

計測開始以降、7月9日には1日の感染者数が最も多い2,657人に達しました。

現在、毎日の感染者が約1800人以上の状況が続いています。

インドネシアで州別症例分布図 (https://covid19.go.id/)

～地域別感染者数～

1位：東ジャワ/17,395人

2位：ジャカルタ/15,324人

3位：南スラウェシ州/7,452人

５月からの2ヶ月間で、インドネシアの感染者は約4倍に増えました。（5月20日時点の合計感染者数：19,189人→7月15日時点の合計感染者数：80,094人）

6月はPSBB（大規模な社会的制限）からNew Normal（新しい日常）への移行期間となり、この期間に感染者が急増しました。理由としては、この移行期間を「通常」の生活に戻ったと考えた人々が多く、制限やルールを守らなかったからと考えられます。

一方で、このまま企業が活動を再開しないとインドネシアの経済が危機に陥ってしまいます。しかし、このような感染者数の増加を考えると、新型コロナウイルスの感染拡大がいつ収束するのか先が読めません。

インドネシア政府は再度PSBBへ戻る可能性も視野にいれているようですが、PSBBに戻ると、経済危機につながる可能性があります。

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