タイでのeコマースについて

こんにちは!

今回はタイのeコマースについてお伝えいたします。

 

eコマース(Electronic Commerce)とは

インターネットを介して契約や決済などを行う取引形態のことで、インターネットでものを売買する総称のことです。

この方法は低コストで顧客へのアクセスが容易、単独で行うことができ、人件費の節約にもなります。

eコマースには顧客とのコミュニケーションを改善するのに役立つ統計ツールもあります。

 

eコマースのメリット、デメリット

メリット

・店舗に行く必要がなく、いつでもどこでも便利に契約や買い物をすることができる

・企業側は何も気にすることなく24時間営業ができ、世界中に宣伝・発信をすることができる

・在庫がなくても、オンライン店舗を作ることができる

 

デメリット

・eコマースの経済成長がとても早いため、ライバルが多い

・たくさんのお店の中から顧客に一早く見つけてもらう必要がある

・従業員を雇う必要はないが、魅力的に見えるページにするため、装飾にお金を投資する必要がある

・インターネット売買のためハッキングされる可能性やスパムにされる可能性もある

・顧客が実際の商品を直接見ることができず、期待した商品ではないものを受け取る可能性があり、満足できず問題となってしまうことがある。

・配送料金や、購入から届くまでの待ち時間がかかる


参考:https://123456789jj808659535.wordpress.com/2019/02/25/%E0%B8%82%E0%B9%89%E0%B8%AD%E0%B8%94%E0%B8%B5%E0%B8%82%E0%B9%89%E0%B8%AD%E0%B9%80%E0%B8%AA%E0%B8%B5%E0%B8%A2%E0%B8%82%E0%B8%AD%E0%B8%87-e-commerce/

 

10箇所のデパートか1つのeコマースか

近年、消費者の行動は変化してきました。

特に買い物が好きな人は、「オンラインショッピング」が主流となってきたため機会も増え色々なことが簡単にできるようになりました。

しかし、このオンラインビジネスはまだ損することも多くあります。タイの有名なLAZADAさえ近日の損失は合計8,149百万バーツ(約287億円)です。
収益を上げるためにはまず、プロモーションを最初に見てもらうため顧客を引き付ける媒体が必要です。

LAZADAにはーか月平均約4,300万人、Shopeeが約3,100万人の顧客が訪れます。

デパートには一ヶ月約450万人の顧客が来店します。

 

ウェブサイトへの訪問者は多いですが、デパートの売り上げの方がウェブサイトより多いです。

LAZADAはデパートを持っておりませんが、訪問者数を考えるともし10箇所のデパートを作成したとすれば、1,000億バーツの投資になる可能性があります。

現在では、いくつかの大きなデパートもeコマースに参入し競争に参加するようになりました。

ウェブサイトに関する技術は日々進歩しており、ライフスタイルや金銭感覚までわかるため消費者の行動を把握できるようになったことからアクセスしやすくなってきました。

参考:https://brandinside.asia/opinion-10-department-1-ecommerce/

 

どうしてShopeeとLazadaには損害が出てしまったのか

有名なeコマースであるShopeeなどは表面的には収益性が高いように見えますが、昨年は40億バーツの損失が出てしまいました。

理由はShopeeの使用料金がオンライン販売のため無料で開いていることが原因であると考えられています。

収益を上げるためには売上と送料を収集することしかありませんので、これを改善しない場合には運営していくことができません。

販売者の手数料が徴収されたとしても、手数料だけでは利益を上げるのに十分ではありません。

LAZADAは現在も大変な状態ですが、オンラインショップで市場を拡大するように促すプロモーションが原因である可能性があるため、十分なマーケットシェアがあれば、LAZADAは利益を上げていくことができるでしょう。

参考:http://www.investerest.co/business/shopee-and-lost/
http://www.investerest.co/business/lazada-is-bleeding/

 

タイは小売りと卸売に固執せず変化しています

TMB Analyticsが予測するには、2019年以降も小売業は成長していく見込みではありますが、タイの小売りと卸売が5%成長し、卸売事業は低レベルとのことです。

しかし成長は現代の貿易店やオンラインチャネルを通じた取引に集中していますから、今後も成長していきたいのであれば技術を向上していく必要があります。

店舗を持ったとしても伸び悩む傾向があるため、全国に広がっている様々な取引方法により店舗を持たないオンライン小売店の数が増加し市場が盛り上がっています。さらに小売業者とオンライン販売者に顧客を取り合わせることにより、卸売業者も影響を受けます。

また運送システムの専門知識を持っていれば、在庫管理技術を駆使して製品の量を適切なレベルで管理できるため販売元で自身の商品をプールすることができます。さらに卸売業者は、マーケティングの機会を増やすために、独自の小売チャネルを増やすことを検討する必要があります。
参考:https://www.brandbuffet.in.th/2019/07/tmb-analytics-forcast-retail-business-2019/

 

Eコマースに関する運送業務

タイでは郵政のみだった時代にいくつか分析を行っていました。

eコマースは物流の成長を伸ばしてきましたが、タイ人は購入先で支払うことが良いと考えているため、クレジットカードで支払いをしたくない人が多くいます。オンラインショッピングを行う際にも代金引換で購入することが多いです。

しかし、タイ郵政はこのサービスの提供は最大3,000バーツに制限しているため、拡大していくには依然として非常に難しいといえます。
この問題もあり、参入したばかりだったLAZADAはKerry Logistics(配送業者)と協力態勢をとりました。

大規模事業のeコマースが莫大なお金を使用したこともあり、eコマースを利用時には運送費は安く、もしくは無料で提供できるようになる可能性があります。代金引換が1万バーツでも可能になったためKerryは配達先でもお金を集めることができるようになりました。LAZADAは今後も伸びていくので、KERRYはこのレベルで成長することができます。

現在では、色々な会社が自社で運送を行うようになってきました。例えば、LAZADAはLAZADA Express。Central GroupはJDなど。
長期的に見て良い結果が得られる可能性も未知数ですが、多くの顧客に対して販売促進を行っていくことができます。またオンラインで販売することによって機能向上し、コストを下げるメリットもあります。

参考:https://www.prachachat.net/ict/news-355788

 

Eコマースは成長するが、プラットフォームが損をしている

タイのeコマースは成長していますが、LAZADAやShopee、JD Centralなどのプラットフォームの多くは損をしています。

これは顧客がプラットフォームとウェブサイトでの買い物に常習している場合には、顧客の買い物の仕方は変わらないため、顧客基盤を増やしマーケットシェアを獲得するための戦略であるといえます。

このやり方は、10年間損し続けましたがアメリカのAmazon も行ってきた方法です。しかし現在は世界NO1の売り上げを上げています。今後タイのプラットフォームはAmazonのコンセプトに沿って経営していく可能性があります。
参考:https://today.line.me/th/pc/article/%E0%B8%AA%E0%B9%88%E0%B8%AD%E0%B8%87%E0%B8%87%E0%B8%9A%E0%B8%81%E0%B8%B2%E0%B8%A3%E0%B9%80%E0%B8%87%E0%B8%B4%E0%B8%99+E+Commerce+%E0%B9%83%E0%B8%99%E0%B9%84%E0%B8%97%E0%B8%A2+%E0%B8%82%E0%B8%B2%E0%B8%94%E0%B8%97%E0%B8%B8%E0%B8%99%E0%B9%81%E0%B8%A5%E0%B9%89%E0%B8%A7+%E0%B8%97%E0%B8%B3%E0%B9%84%E0%B8%A1%E0%B8%A2%E0%B8%B1%E0%B8%87%E0%B9%82%E0%B8%95-6vQpBw

 

 

 

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