タイの新型コロナウイルスの状況

タイ首相は夜間外出禁令を発令

新型インフルエンザが依然感染拡大をしているため、タイ首相は4/3から別途指示があるまで、タイ全土で午後10時から翌朝午前4時までの夜間、外出を禁止すると発表しました。

この時間に外出できるのは、医療従事者、患者、エネルギー関係者、交通機関関係者などのみとなります。

違反した場合は、2年以下の禁固か4万バーツ以下の罰金、またはその両方が科せられる可能性があります。

タイの新型コロナウイルス感染状況

2020年4月8日現在のタイの新型コロナウイルスの状況は以下の通りです。

新たな感染者:111名 合計:2,369名 死者:30名

新たに111人感染者が増えましたが、興味深いのは南部3州に集中した増加です。インドネシアの「ダワ」から帰国した、42人の感染者が大きな集団と考えられています。
参考:https://www.thebangkokinsight.com/329569/

日本に残されたタイ人32名が帰国

東京の在日タイ大使館は、羽田空港で立ち往生しているタイ人32人がタイへ帰国できるようになったとFacebook上で発表しました。

4月8日に羽田発ANA847便でタイへ帰国することとなりました。帰国後は14日間拘留されことになります。
参考:https://www.thebangkokinsight.com/329229/

「ソンクラン」の祝日を延期すると発表

タイ政府は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、「ソンクラン」の祝日を延期すると発表しました。

タイでは4月13日~15日まで旧正月「ソンクラン」の祝日が設定されていて、この時期は学校の休暇も重なり、多くのタイ人が旅行に出かける傾向にあります。しかしタイ政府はコロナウイルス感染拡大防止のため、ソンクランの祝日を延期すると発表しました。再設定の時期は未定とのことです。

また、ソンクランに合わせてタイ各地で行われる恒例行事の「水かけ祭り」も今年は中止となりました。

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